日英の肉比較 牛肉 タン編


※本ブログは2021年1月に追記しました

今回は牛肉 タン編です。焼肉店で絶対に注文する大好きな部位です😋
イギリスでは牛タンは、国産牛よりも安い輸入牛タンと比べても1/4~1/5程度の値段で購入できます◎

※ブロック肉の写真を載せたので、苦手な方は読み進めないでください🙇‍♀️

タンの部位の説明

あまりにグロテスクだったので写真を載せるのをやめましたが、牛の舌であるタンはホホなどのお肉と一緒になっており、それを屠畜後に切り分けます。

牛タンは、タン元、タン中、タン先、タン下4つに分かれます。

タン元(別名:上タン、タン芯、芯タン、タンカルビ)は、霜降りが入って一番柔らかい部分。焼肉屋の一番値段の高い上タン。厚切りやマンゴーカットもおすすめです😀

タン元とタン先の間はタン中と呼ばれ、主に薄切りの焼肉カットに。
※”クラウンカット”は、タン中だけでなく、タン元も含まれた部分を指す場合もあります。

タン先は、赤身が強く、歯応えもあるので、かなり薄く切って焼肉用にするか、タンシチューやカレーなど煮込み用に◎焼肉屋の安い値段のタンです。

タン下は、リンパや血管などの不可食部が入り込んでいますが、それらを取り除いて挽肉や煮込みとして利用されます。最近は”タンゲタ”という名前で販売している精肉店や焼肉店もあります。

イギリスでは牛タンを食べるのが一般的ではないので、牛タン各部位の英語名はおそらく無いものと思います。

牛タンを英語ではTongue(タン)

英語も同じく”タン”です。
イギリスでは、beef tongue/ビーフ・タンよりも、ox tongue/オックス・タンと呼ばれることが多いです。

日英でのタンの販売の違い

日本ではスライスした牛タンが販売されていますが、イギリス人は牛タンを食べる習慣がないので、タン自体がほとんど販売されていません😶一部の精肉店や、アジア系スーパーで販売されています。

ロンドンでよく見かけるのは、アイルランド産の白タン
これ一本で5ポンド(約750円)でした。安い!!

ちょっと黒っぽいのも。
こっちの方が白タンより柔らかい部分(タン元)が多いです😀

二本買ったら、色が違うことも。
ロンドンでは、どこでも色や形で値段を変えず一律なので、黒っぽいのを選んで買うのがポイントです😊
色もですが、デローンと細長い形のタンより、短くて厚みのあるものの方が〇

ロンドンでたま~に手に入るのが、日本産牛タンみたいな、小ぶりで黒っぽい牛タン。軟高いので、見つけたら絶対に買い‼です😀

下の写真で私が持っているのは、日本の国産牛(黒毛和牛×ホルスタインのハーフ)のタン。黒と白のタンです。
黒毛和牛のタンは、真っ黒です。

国産と外国産のタンの品質の違い

下の写真は、西島畜産で販売している国産牛タン。80%以上に霜降りが入り、柔らかく美味しく頂けます。

一方、イギリスのタンは、赤身が多く、柔らかく頂けるのは50%以下なんです。
でも値段が安いので良し😁

牛タンの皮むき

日本ではスライスされているのが手に入るので、この工程はありませんが、イギリスでは皮付きのブロック肉からスタート。

夫は、タンのこの姿を初めて見たらしく、驚いていました。たしかに、日本ではあまり目にすることありませんよね。

皮を剥くと、こんなかんじ。

牛タンの皮の剥き方についてですが、白タンを使った時&ややグロくなるので、閲覧注意でお願いします🙏

スジ引きの要領で、皮を引っ張りながら、皮に包丁を当ててなるべくお肉を削らないよう剥いていきます。綺麗に剥くのは結構難しいです。

血管をどこまで取り除くかどうかは、好みです。
高級な焼肉店の牛タンは綺麗にトリミングされていることが多いです。
長い血管で面倒くさいですが、私は気になるので取り外します。

タン下が付いている場合は外します。スジで分かれるので、これは簡単。

手前はタン元。柔らかいので厚切りに。
真ん中はタン中。焼肉屋さんでよく出てくる厚さにカット。
タン先は固いので、表裏に切り込みを入れて、花咲焼肉にしてみました😋

アイルランド産の白タンの味は、結構不安だったのですが、食べた結果は〇
黒タンと比べてサシが少ないですが、タン元の柔らかさと味は、日本の国産牛に負けず劣らず◎
市場で買ったので臭みも少なく、鮮度もGOODでした😊

刻んだネギに、おろし生姜とにんにく、ごま、レモン汁、ごま油、酒、塩コショウ、砂糖を混ぜてレンジで15秒程で美味しいネギダレに😀

西島畜産では、黒毛和牛/国産牛、アメリカ産の黒タンを販売しています。
店頭ショーケースにはスライスだけが出ていますが、厚切りカットやブロックでの販売ももちろん可能です。
毎朝、店頭販売用に切ってしまう前にお知らせをいただきたく、事前のご予約をお願い致します😊
特に夏場は売れ行きが良く、タン不足になるため、品切れの場合はご了承ください🙇‍♀️

ロンドン近郊で牛タンを購入できる場所

2021年現在、私が確認できたロンドンで牛タンを購入できる場所です😊

🔷スミスフィールドマーケット/Smithfield Market(ロンドンで一番大きな精肉市場)
🔶Tom wood artisan buther 通販でも購入可能(ブロックのみ)
🔷ノース エンド ロード マーケット/North End Road Marketの精肉店Dickenson(ブロックのみ)
🔶リドリーロード マーケット/Ridley Road Market の複数の精肉店(ブロックのみ)
🔷ウィレットブッチャー/Willetts Butchers 通販でも購入可能(スライスのみ)
🔶Daylesford ポートベローマーケット近く。毎日販売していないので要確認。予約可能です。
🔷アジア系スーパー。韓国系のHマートなど。

ロンドンのスーパーには、タンのハムも置いてあり、臭みもなく美味しかったです〇

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