日英の肉比較 豚肉 ロース編
投稿日:2017年09月22日(金)
今回は豚ロース編。
とんかつ、ソテー、しゃぶしゃぶ、生姜焼き、炒め物など、ロースは用途の広い部位です。
日英の肉比較 豚肉 ロース編 Pork Loin(ポーク・ロイン)
まずは、豚ロース肉ってどんな部位かを簡単に(^^)
下図のように、脱骨作業前はロースとバラでくっついています。
この写真だと、左側が肩ロース(カタ・ウデ)側、右側がモモに続きます。
バラの部分の厚い脂の下に、ヒレが付いています。写真右上にヒレの頭がちょろっと見えています。
下の写真はまだロースの背骨(椎体)や一部の肋骨が付いていますが、脱骨をしてロース(上)とバラ(下)に分割したところです。ヒレも取ってあります。
この時、ロースとバラをどこのラインで分割するかは、大体同じですが、お店によって細かなルールがあります。
下の写真は食肉学校の授業なので、教科書的なラインでのカットです。
西島畜産のよりは少しロースが大きめです。
ロースの左側は、リブロースという部分、右側はヒレ下ロース(ヒレが付いているところなので)に分かれます。
左端は肩ロースに続き、右端はモモに続きます。
英語で豚ロースはPork Loin(ポーク・ロイン)です。
ロンドンでは、リブロース、ヒレ下ロースで分けて販売をしたり、値段を変えたりはしていません。
(日本でも区別していないスーパーもあります)