ロンドン便り 3つの教会に囲まれて
投稿日:2017年09月21日(木)
今日は、家から徒歩3分圏内にある3つの教会をご紹介します(^^)♪
聖ソフィア大聖堂 St. Sophia Greek Cathedral
ギリシャの主な宗教である、キリスト教の一派のギリシャ正教の教会です。
煉瓦作りの建屋に、ドーム型の屋根が特徴的。
ウェストミンスター大聖堂と同じネオ・ビザンティン建築というそうです。
正面はこんなかんじ。
平日は開いていないのですが、週末には色々なイベントが行われています。
イギリスで大きな事故やテロがあると、臨時のお祈りの会も。
ここではお葬式も結婚式も執り行われています。
写真は結婚式の様子。招待客がぞろぞろ。
車もかっこいいですね~!
“WEDDING DAY SPECIAL” と書かれた貸し切りバスが停まっていることも。可愛い!
こんなデコレーションの日も!
ここの教会は、観光客が訪れる場所ではなく基本的に信徒しか入らないので、アジア人はなかなか入りづらいのですが、、、
勇気を出して中へ(°O°;)笑
入っってすぐの廊下には、金箔が使われた豪華で宗教的なモザイク画があります。
ふむふむ、、なんて書いてあるのでしょう。。。
教会内は、様々な色の大理石を精巧に使った、重々しくもゴージャスな内装。
十字架がたくさんあります。
教会が解放される週末には、たくさんのギリシャ正教徒が集まります。
その際に、この聖画(イコン、icon)の前で祈ったり、キスをして祈りを捧げるそうです。
ちなみに、この大聖堂の地下には、公文が入っています。
世界のKUMON恐るべし!
新ウェストエンド シナゴーグ(ユダヤ教会) New West End Synagogue
年に数回(もしかしたら一回)しか一般公開されないユダヤ教会。
ずっと中が見てみたくて、そのレアな一般公開 (Open Houseという公的なイベント期間中)に、ついについに中に入ることができました!!\(^o^)/
ロンドン最古のユダヤ教会のひとつということで、圧巻。
金箔や大理石が豪華で、手入れが行き届いていてとても綺麗!
レアな一般公開日ということだけあって、午前中のこの住宅街にあるにも関わらず沢山の人が。
古い書物やイベント時に使うアイテムなどの展示品があったり、教会内の説明をしてくれる人もいました。
男性はユダヤ教の民族衣装である”キッパー” という帽子をかぶっています。
モザイクの床も素敵(‘-‘*)
ユダヤ教を象徴する金で作られた”メノーラー” という7つに分かれたキャンドル。
ステンドグラスが素晴らしい!!
色んな種類のお花が描かれたステンドグラスがとても素敵。
シナゴーグは元来”集会” という意味だそうで、教会内はたくさんの座席があります。
聖マシュー教会 St. Matthew’s Church
外観はとてもとても古いです。シャープな屋根が教会らしい形をしています。
ここは、毎週日曜しか開いていない英国国教会の教会です。
どこの教会も普段開いていないのは、最近の日本のお坊さん不足と同じ状況だからなのでしょうか?(・_・)
子供が遊んでいたり、ボランティアがコーヒーを配りみんなでのんびりおしゃべりする、地域に根差した公民館的な教会です。(ほとんど開放されてないけど)
上記の二つの教会と比べて、使用感が強いです。
アジア人が入って来ても、ウェルカムな雰囲気。
内部はとても広くて、開放的(^^)
駆けっこして遊びたくなる子供の気持ちもわかる!
ロンドンに来て、こういった教会を気軽に訪れたり、外国人と接する機会が増えて他の宗教を学ぶ事が増えました!
日本の教育現場でも、外国の文化や宗教を学ぶ授業がもっとあっても良いのではないかなーと思います。大人になって焦らなくて済むので(^^;)