昭和七年創業 東京・中野 新井薬師前駅近く 一頭買いの精肉商

ウサギ肉 一匹丸ごとのカット方法1 はじめに&内臓編

投稿日:2019年06月29日(土)

日本では殆ど見かけませんが、ヨーロッパではスーパーでも売られている事も多く、馴染みのあるウサギ肉。

イギリスでは精肉店で見かけることが多く、スペインやフランス等の大陸側ではスーパーでも普通に販売されています。

※ウサギ肉、内臓肉の写真が出てきますので、苦手な方やうさぎを飼われている方は読み進めないでください。

上下の写真は、スペインのスーパーマーケットのもの。
スペインでは、ウサギ肉が各部位に分かれて販売されているだけでなく、ウサギ肉ソーセージもあります!

パリのマーケットで販売されていたウサギ肉。
フランス語でウサギ=ラパンです。

ロンドンでは、 デパートや精肉店にて一匹丸ごと販売されています。
今のところ、部位ごとに販売されている店を見つけたことはありません。
下の写真はロンドンの高級デパートセルフリッジ/Selfridgesにて。

セルフリッジ/Selfridgesの食品売り場

今回は、ノッティングヒル・ポートベローマーケットにある精肉店にて、一匹12ポンド(約1500円)で購入しました。

ポートベローマーケットとは?

一匹約1.2kgです。

全長40cm程。
左側が頭です。

お腹に切れ目があり、腸は取り除かれています。

出ているのは肝臓/レバーです。

こちらは腎臓。

それから、心臓と肺も入っていました。

ウサギのホルモンも、焼いて食べることが出来るそうですが、私はちょっと苦手なので、今回はパスしてしまいました。

ウサギ肉 一匹丸ごとカット方法2 後ろ脚編へ続きます。

肉屋の娘ブログ紹介

大学卒業後、肉屋とは無関係の自動車メーカーに4年間勤務しました。尊敬する上司や仲の良い同期など、職場環境に恵まれた楽しい会社員生活を送っていたのですが、肉屋に目覚め(?)、お肉屋さんの専門学校「全国食肉学校」へ入学。

全国食肉学校総合養成科第49期生

ローストビーフに入刀した肉屋の結婚式

卒業後、西島畜産に入社。JA全農インターナショナル欧州のロンドンオフィスに勤め、和牛を世界に広める仕事に携わりました。

和牛を世界へ