昭和七年創業 東京・中野 新井薬師前駅近く 一頭買いの精肉商

スペイン・バルセロナのスーパーマーケット

投稿日:2019年05月12日(日)

サグラダ・ファミリアをはじめとするガウディ建築で有名なスペイン・バルセロナですが、サグラダ・ファミリアの次に楽しみなのが、現地のスーパーマーケット訪問!!
グルメの国スペイン、バルセロナのスーパーマーケット(お肉)編です。

バルセロナにあるスペイン大手スーパーマーケット、Mercadona (メルカドーナ)  。
入店してすぐに目に付くのは、色とりどりの野菜と果物。

苺は、1kgで1.49ユーロ(=約180円)!
ロンドンの半値以下なので羨ましいです。

ぷっくり太ったスプリングオニオン(日本で言う分葱)

こんな大きなピーマンも。
さすが農産大国!

中へ進んでいくと、スーパーの中にも生ハムコーナーが!
買って帰りたい!!

生ハムのブロックも販売されています。
どこかで見たような、と思ったら、昨年訪れたマドリッドのスーパーにもありましたね。

精肉ショーケースには、WAGYU/和牛の文字が。
しかし、日本産黒毛和牛ではなく、スペイン産和牛

日本では和牛同士の掛け合わせのみを黒毛和牛と呼び、和牛同士以外の掛け合わせ(例えば父牛が和牛、母牛が乳牛)は交雑種と言い、和牛とは呼びません
しかし、海外では、和牛雄と和牛以外の種類の雌を掛け合わせても和牛と呼んでしまっています・・・。

そのため、外国産WAGYUは、見た目も品質も日本産の和牛とは全く異なります!

ロンドンでも度々目にする外国産和牛のハンバーグ。

和牛以外の精肉は、イギリス同様赤身肉が中心です。

ミートプラザニシジマでも販売している骨付きカルビもありました!

カルパッチョセット。
ニシジマでも販売してみたいですね。

豚肉の色もとっても綺麗で、美味しそうです。

割高ですがイベリコ豚も、各部位の精肉が並んでいます。

イベリコ豚のヒレカツ食べてみたいですね~

鮮度が良い綺麗色の挽肉がずらっと並んでいました。
イギリスでは見たことのない、牛豚合挽が販売されていて羨ましいです。

ハンバーグ(ハンバーガーパテ)の種類が豊富で、牛豚合挽だけでなく、鶏肉と七面鳥(ターキー)の合挽も。

豚肉鶏肉の合挽に野菜を混ぜた物などもありました!

七面鳥(ターキー)とほうれん草の緑色のハンバーグ。

イギリスでも七面鳥(ターキー)を時々見かけますが、バルセロナでは人気があるようで、充実した取り揃え。

色鮮やかな串。

あとはフライパンで焼くだけ!の時短商品も発見。

内臓肉も充実しています。こちらは牛のハチノス。

牛レバー。

ラムの腎臓の輪切り!

珍しいといえば、豚肉の頬肉も!

鶏肉コーナーでは、普段良く見かける鶏肉の横に黄色い鶏肉が。

“Pollo de Campo”と書かれた鶏肉は、肥料が違うので黄色くなるそうです。

味付けされた薄切りに鶏肉には一枚一枚シートがひかれています。
イギリスには無い丁寧さです。

加工品では、周りがスモークされた厚切りのハム。

そしてグルグルと渦巻き状のソーセージや

豚の血で作ったブラッドソーセージもありました。

ラム肉も充実しています。
※ここから先、脳みそやウサギ肉などの画像が出ます。
苦手な方は読み進めないでください。

初めて見たのが、ラムの脳みそ。
以前パリのマーケットで仔牛の脳みそは見かけましたが、ラムは初めて。
小さくて可愛いです。どのように調理するのでしょうか?

一匹丸ごとのウサギ肉はイギリスでも見かけるのですが、なかなか手を出しづらいです。

しかし、こんな商品があると、ちょっと試してみようかな~なんて思えますね(^^)

肉文化のバルセロナですが、ベジタリアン向けのハンバーグもたくさん置いてありました。こちらは豆腐ハンバーグ。

最後に、面白いと思ったことをひとつ。
スーパーの出入口には、ロッカーや荷物をつないでおくチェーンが置いてあり、とても便利だなと思いました◎

こんな食材が充実しているスペインに一度は住んでみたいです(^^)

肉屋の娘ブログ紹介

大学卒業後、肉屋とは無関係の自動車メーカーに4年間勤務しました。尊敬する上司や仲の良い同期など、職場環境に恵まれた楽しい会社員生活を送っていたのですが、肉屋に目覚め(?)、お肉屋さんの専門学校「全国食肉学校」へ入学。

全国食肉学校総合養成科第49期生

ローストビーフに入刀した肉屋の結婚式

卒業後、西島畜産に入社。JA全農インターナショナル欧州のロンドンオフィスに勤め、和牛を世界に広める仕事に携わりました。

和牛を世界へ