昭和七年創業 東京・中野 新井薬師前駅近く 一頭買いの精肉商

ロンドンで外耳炎に/Bupa Cromwell Hospital

投稿日:2018年11月14日(水)

お肉関係ない内容となりますが、先週より外耳炎になりました….

今思えば、先週月曜日から左耳が時折聞こえなかったり、耳鳴りがしたり、少し痛かったり、多少違和感を覚えつつもあまり気にしていなかったのですが、3日後の水曜日の夕方、帰社途中のバスの中で症状が悪化し、夜には激痛に!!

頭の左半分が全て痛い状態に。左耳、左頭部、左奥歯が痛みます。取り敢えず手持ちの鎮静剤(イヴ)を服用し、症状が緩和されたので一安心。

3週間程前の風邪から中耳炎になったのかなと素人判断。ネットで中耳炎を読み漁るも、自然治癒する場合が多いようだったので、心配する主人をよそに、「大丈夫!自然治癒しそうだから病院は行かなくて良い!」と。自己治癒力を過信。

4日後の木曜日。昼過ぎまでは良かったものの、夕方に再び悪化。イヴもロキソニンも効かなくなりました(T_T)

左耳は完全に聞こえなくなり、話すのも、飲むのも、食べるのも、動く/歩くのも辛い。左頬のリンパがパンパンに腫れ、耳から首にかけて少しでも触ると鋭い痛みで、口が開かなくないので、口に物を入れるのすら一苦労。スマホを見る事すら辛く、寝れず・・・。もう死にたい、と思ってしまいそうな程痛みが酷かったです。
ということで、翌日病院に行くことに。

イギリスは医療費無料で有名ですが、GPという近所の掛かり付け医を予約し、そこで紹介状を得てから専門医を受診するという流れ。時間がかかる上に、不親切な場合が多く、薬もなかなかくれません。40度の熱が3日以上続いたら病院に来てねと言われた、なんて話も聞きました。

話が少し反れますが、先日主人がサッカー練習中に、チームメイトが鎖骨骨折をしてしまい、救急車を呼んだそうですが、2時間待ってと言われたそうです。理由は、骨折って死なないから。確かにすぐには死なないけど・・・。

医療費無料イギリスには、一方で、有料のプライベートの病院があります。取り敢えず、日本人用のプライベート病院に行きました。耳は聞こえないし、歩く度に痛みが増すので、主人も会社を休んで付き添ってくれました。ありがとう!
結局、日本人の病院には総合内科しかないので、別のプライベート病院”Bupa Cromwell Hospital“の耳鼻科を紹介され、そちらに。

紹介状で50ポンド=約7500円、予約代行で25ポンド=約3700円かかりました。

美人のお姉さんがいる受付で予約の旨を伝えると、奥のカウンターに案内され、手続き。綺麗で快適な院内。さすがプライベートの病院です。

その後すぐに足の長い白人のお爺ちゃんドクターが呼びに来てくれました。待ち時間は10分程度。

耳の中の膿を吸引してもらい、久しぶりに左耳から音が聞こえましたーー‼この時の快感と感動は忘れられない‼
この時、中耳炎か外耳炎かはまだ診断できない、と言われました。

学んだ英単語:Earwax 耳垢 / Discharge 耳垂れ、膿が出ていく事 /Antibiotics 抗生物質

抗生物質の錠剤と耳スプレーを処方してもらいました。抗生物質が効いたのか、この後みるみる良くなっていきます。

発症8日目の今日、二回目の病院。頭痛眩暈がありつつも、聴力は半分以上戻ってきてるので一人でも行けたのですが、やっぱり英語が不安なので主人も一緒に来てもらいました。

院内は、アラブ人の患者が多く、英語とアラブ語の表記が。

待合室で待つこと15分、お爺ちゃんドクターが呼びに来てくれました。笑顔で握手から始まるところが外国っぽい笑
ドクター自らドアを開け、先に通してくれて、コートも受け取ってくれる・・・お医者様でも、お年寄り(失礼か)でも、やっぱりジェントルマン。

耳の中を吸引してもらい、腫れも引いたためか鼓膜が見えたそうで、外耳炎と診断されました。てっきり風邪からの中耳炎だと思っていたのでびっくり(゚д゚)!確かに、耳掃除はよくする方ですが、今に始まったことではないのに・・・。耳の中の膿はまだ半分程度しか取れていないそうですが、感覚的には大分良くなったので、明日からお仕事に行ってきます(^^)

本日学んだ英単語:Swelling 腫れ

気になるのは、このセレブ病院でいくらかかったか。
まだ確定額は分からないのですが、初診で37,500円~52,500円、今回が35,000円~45,000円・・・。セレブ価格!!!

日系企業は大抵、医療費を全額負担してくれる保険に入っているのですが、珍しく主人の会社は3割自己負担なのです・・・。一番初めの日系病院で1万円として+紹介料1万円+二回通院したので8万円前後=10万円の3割負担で3万円か・・・(*o*)

二度と耳の病気には掛かりたくありません….

外耳炎になって良かったことは、耳に関する英単語を学んだ事、主人の優しさを感じた事。(難聴のため主人のイビキが聞こえにくい事)

ロンドンの病院ネタ