和牛を世界へ チルターン・ファイアハウス/Chiltern Firehouse


主人の駐在先ロンドンにて、私は全農の和牛輸出のお仕事をさせて頂いており、定期的に欧州のレストランにて和牛のワークショップを行っています。

今回ワークショップを行ったチルターン・ファイアハウス/Chiltern Firehouseは、ロンドン中心部繁華街から少し入った落ち着いたエリアにあります。
赤いレンガが特徴的なビクトリアン王朝式の建物はとても素敵です!

ファイアハウス/Firehouse いう名前の通り、消防署を改造したホテルの中にこちらのレストランがあります。
そしてこのホテル、有名人が訪れる事でも有名で客室総数26部屋だけ!という五つ星ホテルなんです。

テラス席では、緑とお花に囲まれながらゆっくり食事を楽しむことができます。

広い店内。平日の午後3時でも沢山のお客さまで賑わっています。

サーロインを使った和牛メニュー。
ランチでも85ポンド、約13,000円です!セレブ価格ですね~。
でも素敵なレストランなので、一度は個人的に食事に訪れたいです。

ワークショップで使うのは、上州和牛A4ランクの肩ロース
A4ですがとても良い品物。

輸入された肩ロースは使い易いように3分割にされています。
日本では、肩ロースはスライサーを使用して、すき焼きやしゃぶしゃぶといったスライスにするので、分割されていない方が良いのですが、ヨーロッパでは(一部の日本食・アジア系レストランを除いて)精肉スライサーがない/スライス料理を提供しないので、分割されていた方が使い勝手が良いのです。

現在納品しているサーロインだけでなく、料理の幅が広がる肩ロースを今後使ってもらうのが今回のワークショップの目的です。
サーロインより肩ロースの方が値段が安いので、レストランにとってもメリットがあります。
しかし、サーロインは整形もカットも簡単ですが、肩ロースは分割・整形がサーロインより難しいので、敬遠されがちなのです。

肩ロースのざぶとんを外し、ステーキに。
リブロース芯もステーキ。そして、その他はタタキ、タルタル、BBQカット、硬い部分は煮込み料理等の提案をしました。

チルターン・ファイアハウスのキッチンスタッフ約20名が集まってくれたので、試食はあっという間に完売(^^;)
シェフだけでなくスタッフにも和牛の味、美味しさを知って頂くことができました。

同僚が行った和牛の基礎知識のプレゼン後のクイズ大会は大盛り上がり(^^)
キッチンメンバーは和気あいあいとしており、良いチームなのが伝わってきました。

カット中もその後も質問を多く受け、和牛に強い関心を持ってもらえたようで嬉しく思います。
和牛の脂の融点の低さを説明する中で、和牛の脂を使ったコスメはないのか?と聞かれました。私は聞いたことはないのですが(豚は聞いたことありますが)、、、もしご存知の方いらしたら教えてください!