昭和七年創業 東京・中野 新井薬師前駅近く 一頭買いの精肉商

イギリス産牛肉 リブアイ(リブロース)でローストビーフ

投稿日:2020年05月27日(水)

イギリス産牛肉のリブアイ/Ribeye=リブロースでローストビーフを作ります。

リブロースは英語でリブアイ/Ribeyeと呼びます。ロース芯が含まれる部位には、”eye”という単語が付くことがあります。(例えば、チャック・アイ・ログ/Chuck eye logは、肩ロースのざぶとんを外したロース芯がくっついている部分。)

スーパーでは、このリブロースが、ボンレス・フォアリブ/Boneless Foreribと表記されていました。”Boneless”=骨なし、”Fore”は、サッカーのフォワードのように、”前方の”いう意味で、”Rib”は”肋骨”です。

1kgあたり18.99ポンド=約2800円なので、100gあたり約280円です。
裏面には、ローストビーフの作り方が丁寧に書かれています。
ちなみに黒い物体は吸水シートです。

肉質が柔らかく、お肉の間に太い脂が噛んでいるのがリブロースの特徴。

厚みは6cm程。

周りに付いているスジを軽くトリミング。

脂は残したまま、口に残りそうなスジだけ簡単に取り除きました。

スパイスを振りかけて、味が馴染むまで少し時間を置きます。
本来であればこのまま焼くのですが、時間がなかったので半分にカットして時短。リブロースは判が大きいので、調理後にスライスするのが難しいため、半分に切って焼くのは、時短以外の意味でもおすすめ。

お肉の表面全てをカリっとなるまで焼きます。

全ての面を焼いたら、蓋をして中火(~ちょい弱火)で20分ほど。

ミディアムで良い感じに焼けました〇
フライパンに残った肉汁と脂で野菜を焼き、醤油(少しめんつゆ)・お酒(みりん)・すりおろしニンニク・生姜を少し加えて、そのままソースにしました。

ジューシーで柔らかいリブロースはとっても美味しいのですが、やっぱり気になるのは間に噛んでいる脂。
脂好きにはたまりませんが、ヘルシー志向には気になる、ぶっとい脂・・・。

下の画像は和牛のリブロースで、これでも脂があまり噛んでいない方。肩ロース側になれば、ロース芯が小さくなり、脂が肉の間にもっと入ります。
日本で、和牛リブロースのローストビーフにあまり見かけないのは、価格と、判が大きいから家庭だとスライスしにくいこと、そして、この脂のせいかな、と思います。