エジプト・ルクソール観光 気を付けること
投稿日:2020年02月16日(日)
テロ情報をチェック
1997年に観光客を狙った無差別テロで、日本人10名が亡くなったテロが起きたのもルクソールです。(ハトシェプスト女王葬祭殿)
2015年にも観光地でテロ未遂がありました。(カルナック神殿)
ルクソールに限らずカイロでも、観光客を狙ったテロが多いので、注意が必要です。
交通事故
クラクションの連打に、車線無視、歩行者用歩道や信号が少なく、交通ルールの考え方が異なります。
バイクのノーヘルは当たり前どころか、ぎゅうぎゅうで4人乗りしていたり・・・。
バスはドアを開けっ放しで走っています。
客引きに気を取られて、交通事故に遭うことがないように気を付けました。
大きな野良犬
街中にも、中~大型の野良犬がたくさんいます。
吠えながら追いかけてくる犬も。
エジプト人であっても、子供が怪我をする場合が多いので気を付けている、と言っていたので、要注意。
動物アレルギー
野良犬、野良猫、ロバに馬。
ルクソールでは特に馬車が多く、馬アレルギーの方はご注意を。
ちなみに主人は馬アレルギー・・
砂埃
砂埃のために、喉が痛くなりました。
靴も真っ白になります。
ルクソールに訪れたのは2020年2月初旬で、エジプトではまだ新柄コロナウィルス発症者はいませんでしたが、通算20回以上は、コロナ!とすれ違うエジプト人に言われました。マスクをしたくても、マスクをすると余計に言われそうで・・・。
子供に指を差されながら、若者にからかわれながら、老人に真顔で、コロナ。と。悪気がある印象ではありませんが、あまりにも多かったです。
食中毒
フレッシュジュースや生野菜にご注意を。
二月ということもあってか、私達夫婦は連日フレッシュジュースや現地のサトウキビジュース、生野菜を頂きましたが大丈夫でした。が、特に暑い時期、運と体調次第なので気を付けましょう。
スリ
物売りのふりをして近づいてくる、特に大判のスカーフを持った人に注意。
被害に遭っていないので確信はありませんが、一度、スリっぽい女性に出くわしました。
主人はチャック無しのジーパンのお尻ポケットにお財布を入れていて、気が気ではありませんでした~~もーー。
それらしき人が近づいて来たら、はっきりNo!と言って速足で立ち去ってください。エジプトでは子供を使ったスリも多いので気を付けてください。
ぼったくり
レストランでは、エジプト人向けと外国人向けで価格の違うメニューがあったり、ぼったくりが基本。
政情不安に、テロによる観光客減。
観光シーズンの2月に訪れましたが、新型コロナウィルスの影響で中国人観光客が減っており、カイロやモロッコよりも、客引きが多く且つしつこく感じました。
馬車やタクシー、ボート、土産物屋から、ワンダーラー!ワンダーラー!と言われ続け、後を付けられます。
女性であれば、スカーフを頭に被り、肌が露出しないロングスカートを着るなどすると、声を掛けられにくくなります。
エジプト人の平均年収は2万円程度で、日本の約1/10の物価。 5円でパンが3枚買えます。
エジプトでは、遺跡目当ての外国人が多く訪れ、外国人がお金を持っていることを熟知しています。”生活が苦しいんだろうな“、”少しでも助けになれば“、と許容範囲内のぼったくりは容認してきましたが、だからこそ観光客へのぼったくりがさらに増えるのでは、と思いました。既に詐欺レベルのぼったくりも多いです。
また、外国人を騙すようなぼったくり商売を多くの人が続けているようでは、エジプト経済は一向に良くならないのでは、エジプト人だって”3大うざい国”なんて呼ばれ続けたくないのでは、と思います。って真面目に考えたルクソール滞在でした。おしまい。