一頭買いした際のハラミの有り無し
投稿日:2014年10月26日(日)
おかげさまで昨日限定販売した松阪牛のハラミは、午前中で売り切れとなりました!購入してくださったお客さま、美味しく召し上がってくださっていると嬉しいです~(^^)
さてはて、
先日ブログで「松阪牛一頭買い、ハラミを販売」という旨を紹介したところ、「一頭買いでの部位として、ハラミは横隔膜になり内臓だから、一頭買いに含まれるの?」というコメントをいただきました。牛肉の”一頭買い”には内臓肉は含まれない、ということをご存知のようで、ちょっと素人のお客さまではないような?質問ではありますが、私なりにお答えさせていただきます!
通常、”一頭買い”をしても、内臓と枝肉(写真)は別者扱いなので、おっしゃる通りハラミは一緒には仕入れできません。(ちなみに、内臓一式を仕入れることを”腹買い”と呼びます。ちなみのちなみに、西島畜産では、内臓も腹買いしております。)
ただし、主に関西でと畜した牛の一部には、ハラミがついています。滋賀県でと畜した近江牛や三重県でと畜した松阪牛にあるそうです。なので、今回仕入れた松阪牛には、ハラミがついていたのです。ハラミは人気のある価値の高い部位なので、とてもラッキーなのです!!
と場によって、今までの長い歴史の流れからハラミ有無のルールができているからかな?と思います。
畜産業界は関東と関西で、色々な面で相違点があります。実際に、昨年京都の精肉店で実習生という立場でお世話になり、食べ方の違い、切り方の違い・・・色々な違いを教えていただきました。このお話は、また今度ブログでご紹介したいと思います!